氷河期を迎えたバスフィッシング

釣り禁は増えショップは次々と閉店

それに反して釣りの技術はニッポンの
バス釣りとして成熟していった

ドロップショットなどのテクニックは
本場アメリカに逆輸入され日本の精巧
なルアーはアメリカで大人気に

そして本場アメリカのトーナメントで
も日本人が大活躍し最初に海を渡った
大森プロが最高峰の大会マスターズ
クラッシックでアジア人初となる優勝
を成し遂げた

しかし国内のトーナメントは低迷

原因として考えられるのはバスフィッ
シング自体の低迷に加えてビッグレイ
クでの開催が琵琶湖、八郎潟とリリ
禁で開催出来なくなり霞ヶ浦のみと
なった

これによって規模の小さいレイクに
50人の超エキスパートがプラから
予選で叩きまくりで…

決勝当日には超絶ハイプレッシャー

ダイナミックなパターンは通用せず
ライトリグで絞り出すウィニング
パターンでは一般アングラーの釣り
にフィードバック出来ない

こういう理由かもしれないが

こういった極限状態で釣り勝つテク
ニックも色々勉強になるのだが…

あれほど走っていたカートップの
アルミボーターも姿を消していった

そんな中で人気を博したのはカナモ
や光太郎君など新しい世代の岸釣り
メディアプロ

ほとんどのアングラーが岸からの
世の中で親近感があり自分の釣りに
フィードバック出来るしね

それとビッグバスブームは引き続き
ビッグベイトオンリーで釣るビッグ
ベイターはトッププラッガーと同様
に一つの分野となっていき

琵琶湖では手軽に楽しめるガイド
でのバスボートフィッシングにも
人気が集中する

楽してといったらあれだけど

手軽に気楽に、でも釣らして欲しい
と願うアングラーが増えたように
思う

特にこの10年で目覚ましい発展を
遂げたSNSの普及が要因かと

情報過多

使うルアー、フィールド全てをSNS
で調べて…

趣味の多様性から数多くの趣味の中
の一つとして時々釣りにも

行くからには釣りたいので情報収集

もしくはガイドで

こういったアングラーが増えている

これはこれで時代の流れかもね

ただ本気でバスフィッシングに取り
組むなら何でこのパターンが良かった
のか?どうゆう状況で釣れたのか?

じっくり考えて欲しい

後付けでいいから

じゃないと次に同じやり方で釣れな
かったら足が遠のくよね

バスフィッシングは状況によって
千差万別に変わる

このSNSによって便利な世の中にな
ったけど基本を覚えないで釣れてし
まい自分の引き出しとならない

本当のバスフィッシングの楽しさを
分からずに、やめてしまう

本来のバスフィッシングは自分で
調べて自分で研究し失敗を繰り返し
ながら正解に辿り着き自分の引き出
しとなってスキルアップしていく

手軽に楽しむのもありだけど本気の
アングラーを目指すならまず基本に
立ち返って欲しい

流行りの最新ロッド、最新ルアーな
がらキャストはロッドにルアーが
乗っていないアングラーが目立つ

せっかくガイドに乗ったのなら、
とにかく釣らせろじゃなしに色々な
事を教わり何で釣れたかを解説し
て貰って自分の引き出しに入れる
べき

SNSでいいねを押して貰う為にバス
を釣る…

これも時代なのかもしれないが

軽いノリで楽しむのもいいんだけど

本気でバスフィッシングを極める志
を持つアングラーが増えて欲しい

 

なんか方向が変わってしまったけどw

この10年のSNS進化を危惧している

てゆうか今こうして伝えてるのも
便利なSNSなんだけどねー

 

こんな時代の10年

僕は波乱万丈だった

脱サラしてこの厳しくなる時代に釣具
屋へチャレンジし

店を休んで釣りに行きまくる店主…

ダメに決まってる

借金残して閉店ガラガラ

ただ僕は周りの人に恵まれており色々
な人達のサポートによってドランクレ
イジーを設立

僕の長年の研究と兄弟のビジネスサポ
ートとピッコロとゆうルアー作りの
鬼才がフュージョンして産まれた会社

しかしこの御時世

常に順風満帆な訳が無い

夜中までガソリンスタンドで働いたり
育ち盛りの息子に学食かけうどんしか
食べらせなかったり家族で晩御飯が
食パンだけだったり波乱万丈な10年
だった

まだまだ順風満帆には、ほど遠いけ
ど何とか設立から8年間やってきた

ただどんなに苦しくてもドランクレ
イジーの目指す所はブレない

バスを愛する仲間を増やす為!

そして本当に釣れるルアーだけを研究
して形にする

しかも圧倒的に釣れるルアーだけを

今まではプレイヤーとして僕が先頭で
やってきたけど今後はプロデューサー
として新しい世代のアングラーを育成
していこうと思います。

バスフィッシングの本当の楽しさを
知って貰う為に

それが僕の使命かと思います。

リアルクレイジーアングラー上田純也

 

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