ようやく風邪から回復。。
久しぶりに寝込んでしまいました
やっぱ健康が1番っす
もうすぐあれから23年
黙祷してから寝よう
当時の僕は26才
あの日は連休明けでスノーボードと
釣りの旅に三日間遠征して帰って
から夜中の仕事
当時はスロット販売のサラリーマン
ダイバーズとゆうパルサーの後継機
の設置で帰ったのは夜中の3時
家ではまだ弟とイトコが2人で
ドラクエをしていた。
実家は5F建てのビルで親戚の三世帯
で住んでいた。
1Fは治療所(鍼灸院)で2FはBARの
H&JYM’S
3Fが実家だったが僕の部屋は4F
釣りとスノーボードとハードワーク
の疲れから早々に部屋へ上がり
すぐに熟睡zzz
少々の事では起きないぐらいの
爆睡だったが
すごい地鳴り?で目覚めた
ゴゴゴ…
最初は小さく響く揺れがだんだん
大きくなっていくと同時に窓の
外から閃光か光り
強烈な縦揺れでベッドごと弾き
飛ばされた
地震とは思えず地下からゴジラが
出てきた?とか地球滅亡の時?
とか思いながらも頭は冷静で
ベッドにしがみつきながら部屋
中をエアホッケーのように走り
周りながら四隅をしっかりと
ホールドしてムササビのように
飛ぶ準備をしていた。
真剣に集中してベッドごと飛び
足から着地したら何とか生きれ
ると一世一代のチャレンジに
精神統一していた
しかし何とかビルは崩壊せずに
耐えた。(実際はギリで耐えて
半壊だった)
ほんの数分だったが今までの
人生が走馬灯のように流れた
長い「数分」だった。
すぐさま3Fへ降りると弟とイ
トコは2人で水槽を支えながら
耐えていたが水槽の水はゼロ
床にはアロワナがピチピチと
跳ねていた
部屋中のタンスから棚まで倒れ
ガラスとゆうガラスが割れて
おりオカンは無事だったが
お婆ちゃんは血まみれ
応急処置を施しガス臭さから
元栓を全て止めて現状を確認
する為に屋上へ
屋上から見えた長田区の景色は
戦場の爆撃を受けた町のようだ
った
至る所から炎と煙
そしてすぐ近くのガソリンスタ
ンドからも強烈な炎が見えた
消防車は来ない
いや来れない
そう感じ近所の家を周りガスの
元栓を止めて回った
火事が迫っている事を伝えながら
どこかにある防火水槽を探し
マンホールをこじ開け発見して
からは、その日一日中水を汲み
続けた
僕は一日中マンホールの中だっ
たが凄い行列でバケツや鍋まで
持ったみんなの力で火は食い止め
る事が出来た。
お婆ちゃんは大怪我だったが
実家の皆は全員無事ながらも
会社の友人や親戚など何人も
倒壊による圧死で失ってしま
う忘れる事が出来ない悲惨な
一日だった
こんな大災害がいつ起こるか
分からない
僕もまさか自分にと思っていた
しかし誰にも起こりうる
それを常に頭の片隅に置いて
どんな行動を取るべきかイメージ
しておくことは重要だと思う
最後に
23年前、亡くなった全ての人へ
黙祷を捧げます。