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/ リアクレ

三寒四温

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春の訪れが近づくにつれて起こる気象現象
三寒四温
その名前の通り寒い日が3日続いても暖かい
小春日和が4日続いて春本番が迫ってきます
実際には寒い日より暖かい日が少し多く
なる日が多くパーセンテージ的に3:4って
感じなんだけどね
この季節は1日毎にヒットパターンは目ま
ぐるしく変化していく。
いや午前と午後でも変化する日がある
一般的に狙い目は四温の2日目、3日目
どんどん水温が上がるタイミングだから
どんどんシャローにも差してくるんで
確かに正解なんですが…
釣りが上手い人のこんな話しを聞いた事
がある人も多いでしょう
冷え込んだからデカいのが狙える
これは迷信とかじゃなく列記としたデータ
に基づくパターンなのです。しかもデカい
バスやビッグバス連発という爆発力は暖か
い日が続いた後よりも凄いのです。
何故なのか?
まずはタイムラグ
いくら冷え込んでも地上と水中ではラグが
存在します。水中の水温が落ちるのは、
シャローは顕著に現れますが、ある程度
水深があれば半日のタイムラグがあり
これは広い水域ほど1日以上のタイムラグ
で遅れていきます。
これも1つの理由だけど
あと2つ
前線による気圧の変化
寒くなるイコール低気圧の前線が近づく
ケースが多くポカポカ陽気は高気圧の
張り出しが多い
暖かい南風の前線とかなら最高だけど
ポカポカ陽気の無風って以外とタフ
高気圧だと水中でも水圧が強くなり魚類
は体の中にある浮袋も圧力がかかり人間
でいうと体が重くなって活発に動かなく
なる傾向にある
僕はこのタフな状況を機敏に動けない事
を把握して最初から獲物を追う事を諦め
た状態と捉えている
自然界では無駄なエネルギーをなるべく
使わないように生きているからね
成功率の低いハンティングは賢い個体
ほど避ける感じ
だからこんな時は食べやすい獲物をイメ
ージして底物のエビやハゼ系もしくは弱っ
たベイトを演出してスローに口を使わす
事が多くなる。
逆に低気圧が近づくと浮袋を抑える圧力
も弱まり活発に動けるようになり果敢に
ハンティングを行えるというわけ
これはバスだけじゃなくベイトも活発に
動く、フィーディングするので捕らえる
チャンスも多くなる。
食べるのに夢中な時は1番隙が多くなるの
を自然界の生物は皆、知っています。
しかしこの2つ以上に冷え込んだ初日の
ストロングパターンの理由があります。
発祥の地アメリカでは昔から有名なスト
ロングパターン!
シャッドキルウェザー
暖かい日が続き底よりも水面が
ディープよりもシャローが
水温上昇
これによって色々な魚種がレンジを上げて
シャローにも差してきます。
バスもベイトフィッシュも同様です。
しかし急激な冷え込みでシャローの水温
が一気に落ちると体力の無い小魚は一種
のショック状態になります。
深みに帰る事も出来なくなり危険なシャ
ローで水面で
動けなくなってしまうのです。
こうなると最高に捕食しやすいご馳走!
少々の水温変化にも対応出来る強くデカい
個体は超フィーディングモードに
なので冷え込んだ初日に釣れるバスは
デカいのです。
レギュラーサイズも水温低下に対応出来ず
活性落ちてますからね
まあレギュラーサイズでも盛り上がった
体高のランカー予備軍は動けるバスもいま
すが、こんな状況下で釣れるバスは小さく
てもカッコいいバスが多い♬
そんな三寒四温の流れですがタフなポカポ
カ陽気でもストロングなパターンは、あり
ますしタイド、いわゆる潮の状態でも春は
敏感に動きが変化します。
その辺りは、また別の話しで解説していき
ます。
あとシャッドキルウェザーは春にストロング
なパターンの一つではありますが春だけじゃ
ない事も憶えておいて下さい。水温だけじゃ
なく雨によるペーパーショックでも同じよ
うな現象が起こります。
これは昨年の3月、急に冷え込んだタイミ
ングで前日のポカポカ陽気からにも関わら
ずシャローのハードボトムにてフィンチの
ゲンキマンと一緒にシンゾーディレンジで
40UPが入れ食い状態になりました。
あくまでも推測ですが
このシャローハードボトムにこのシンゾー
ディレンジとジャストマッチなベイトが
捕食しやすい状態でいっぱいいたと考え
られます。
ちなみにこの日の前日はポカポカ陽気だっ
たのに厳しく数は出ませんでしたが
マンメイドストラクチャーにサスペンド
するビッグバスをディレンジフーラ、
スジエビのスローフォールで最大サイズ
が釣れたゲンキマンに感謝の思い出です。
このように冷え込んだ初日は炸裂しまし
たが前日のポカポカ陽気でも勿論、冷え
こんだ2日目以降にもストロングパターン
は存在しますので、どんな日でもチャンス
はあります★
ニンニン♬
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